視覚障害の方が目の病気を知るための試み〈横浜市 梅の木眼科クリニック〉

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一般眼科
スクリーンショット 2024-02-05 9.28.16

今日は朝から雪まじりで、積もらないか心配です。

高速道路は今までになく早く通行止めになっており、交通機関への影響も少なからずありそうです。

不要普及の外出は避けて、自然災害に巻き込まれないようお気をつけください。当院も今(15時現在)は開院していますが、スタッフが安全に帰れるように受付時間を短縮する可能性もあることをご了承ください。

土曜日に駐車場に梅の花が咲いて春が近づいたなと思った矢先の雪なので、ブログに載せる機会がなくなりそうでこちらにアップしておきます。

さて、本題です。

視覚障害の方、特に後天性の疾患で視力が下がってきている方は、いざご自身の視力低下の原因となっている疾患について詳しく知る機会が少なくなってしまいます。詳しく書かれている書籍は多く発刊されていますが、当の本人は読むことが難しいことが多くあります。もっと病気について知って欲しい、知ることで不必要に心配しないようにしたいという思いで、NPO法人岡山県視覚障害者自立支援センター(別サイト)が主導となり、視覚障害者用の墨字と点字を併記した「触っても分かる目の病気の解説本」Vol.1 緑内障という本が作成されました。


これらを盲学校や点字図書館に寄贈したいとのことでクラウドファンディングが開始されましたのでご紹介させて頂きたく思います。無償で寄贈するには多額の費用がかかるようで、ご賛同頂けたらぜひ協力をお願い致します。



以下代表の方のメッセージを引用させて頂きます。


視覚障害者になる目の病気の多くは、緑内障、網膜色素変性や黄斑変性のように、痛みは感じません。知らない間に進行し、気づいたときにはかなり見えなくなっていることが、大変多いのです。診断時にその事実を知り、この先どうしたらいいのかということで、頭がいっぱいになります。   そのため、手に取ってゆっくりと病気を理解できるように、墨字と点字で解説されたものがあると、 当人だけでなく家族も理解できるのではないかと思います。そして、自身やご家族の眼病を理解していただければ、少しでも将来に向けて、何をすればいいかわかっていただけるのではと考えています。   墨字と点字の併記印刷は極めて特殊なシール印刷であるため高額になりますが、今回、資金調達の方法として、クラウドファンディングの活用を決めたのは、緑内障をはじめとする眼病について、興味をもっていただきたいということが一番です。また、このような活動をしている場所があることも知ってもらえればと思っています。


ご賛同頂けましたらこちら(別サイト)よりご協力いただければ幸いです。


あくまで視力障害の方のロービジョンケアのご案内ですので、当院の営利目的ではございませんのでご安心ください。

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梅の木眼科クリニック

住所:神奈川県横浜市保土ケ谷区西谷1-25-21 ポンデロッサ西谷1F・2F

電話番号:045-371-2666

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