横浜在住6歳女子、オルソケラトロジーを始めました!③〜実際入れてみました〜〈横浜市 梅の木眼科クリニック〉

query_builder 2022/07/23
近視小児眼科一般眼科
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横浜市在住の小学一年生の女の子、本人も”メガネをかけたくないから頑張る!!”と少し怖がりながらもやる気を見せてくれていたので、適応検査を行っていきました。実際の検査、装着風景を書いてみたいと思います。


オルソを始める経緯にあたっては前のブログ

横浜在住6歳女子、オルソケラトロジーを始めました!〜オルソケラトロジー体験ブログ〜


横浜在住6歳女子、オルソケラトロジーを始めました!②〜導入のきっかけを伺いました〜 

をお読みください。


 オルソケラトロジーで使用するレンズはカーブとパワーを選んでいく必要があります。 近視が強ければ強いほど、矯正効果が弱まってしまうため、実際の目のカーブと、レンズのカーブが適合するか、近視の度数は矯正できる範疇かというのを専用の機械を使用して確認していきます。 幸い彼女はまだ近視も強くなく、適応可能とのデータが出たので、実際に装着してみることとしました。

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  オルソケラトロジーのレンズは、ソフトコンタクトとハードコンタクトのちょうど中間のような硬さをしています。また、大きさも角膜(黒目)を覆うくらいの大きさなので、初めての方は装用に苦労します。通常のコンタクトレンズと違い、角膜に密着させる必要があるので、写真のように少し下向きになってレンズを入れてきます。

 彼女はまだまぶたが開きづらいので入れる時に少し苦労しましたが、コツをつかむとスムーズに入る様になりました。 レンズが入った後も、人によってはごろつきが強かったり、涙がしばらく止まらなかったりするのですが、幸いにもあまり装用による違和感が少なかった様です。レンズにも度が入っているので、入れた状態で1.2までよく見えていました!


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 オルソケラトロジーの一番の肝はフィッティングです。機械のデータで、ある程度のカーブは決まるのですが、実際に目に入れると動きすぎたり、逆に動かなすぎたりしてしまうので、最後は人の目で確認する必要があります。動いても動かなくても見え方に影響が出てくるので、これを合わせるためにつけたり外したりを繰り返し、一番良いものを選んでいきます。コンタクトと角膜の間に空気は入らないほうが良いので、入った場合は付け直してもう一度確認していきます。


 フィッティングが決まったらあとはお母様のつけはずしの練習です!自分の目にコンタクトを入れるのには慣れていても、やはり他人の目にコンタクトを入れるのは難しいのです。外すのはそこまで難しくなかった様ですが、入れるのはやはり一苦労でした。

 ここはお母様の根気と、お子様にオルソをやらせたいという熱意が一番必要と思います。もちろん、お子様の頑張りがあってのことなので、親子鷹でなんとか乗り越えました!


 最後に洗浄方法や保存法などをお伝えし、本日は終了です。全体を通して2時間程度かかりました。オルソを始める方の中では標準的な導入時間だったので、年齢を考えるとよく頑張ったなと思います。


 次回は家で夜に装用して、朝外した時にどのくらい見えたのかをお母様に伺いたいと思います。


続きは

横浜在住6歳女子、オルソケラトロジーを始めました!④〜実生活での見え方〜

よりお読みください。

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梅の木眼科クリニック

住所:神奈川県横浜市保土ケ谷区西谷1-25-21 ポンデロッサ西谷1F・2F

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