横浜在住6歳女子、オルソケラトロジーを始めました！⑤〜治療を開始して半年が経って〜〈横浜市　梅の木眼科クリニック〉 | 横浜市から眼科医による目の健康のためのお役立ち情報をブログで発信

半年前からオルソケラトロジーを開始した小学一年生の女の子、もうすぐ2年生になる前に今のオルソケラトロジーの使い具合を教えて頂きました。

以前のブログは

横浜在住6歳女子、オルソケラトロジーを始めました!〜オルソケラトロジー体験ブログ〜

横浜在住6歳女子、オルソケラトロジーを始めました！②〜導入のきっかけを伺いました〜

横浜在住6歳女子、オルソケラトロジーを始めました！③〜実際入れてみました〜

横浜在住6歳女子、オルソケラトロジーを始めました！④〜実生活での見え方〜

をお読み下さい。

今の彼女はすっかりコンタクトレンズの装用にも慣れ、学校でも特に困ることはなく見えているとのことでした。

1日コンタクトを入れないで寝ても、翌日見えていたことから、ご本人の希望で二日に１回のコンタクトレンズ装用という使い方をしているそうです。

検査にいらした日も前日は装用していませんでしたが、両目とも裸眼で1.２ととても良好な見え方でした。

オルソケラトロジーは角膜の屈折力を矯正する治療なので、角膜の具合を画像で確認してみます。角膜の屈折力が弱まると、近視が軽くなります。

治療前は全体的に黄色く写っていますが、

現在は黄緑のようになっています。

これは、角膜が薄くなって、角膜の屈折力が弱まっている状態です。角膜が薄くなるにつれて緑が濃くなっていきます。

近視進行抑制という意味では毎日の装用の方が良い可能性が高いですが、日頃の視力で困らないようにという使用法であればこれでも良いかと思います。

オルソケラトロジーを開始している方の中でも、矯正の持続時間につきましては万人がこのような状態になるかと言われると、なんとも言えませんが、1日装用をお休みした場合でも、多くの場合翌日も日常生活に困らない程度は見えていると言うお話は、ちらほら耳にします。

ですので体調が悪かったり、旅行などで入れられないことがあっても、裸眼でもそれほど問題なく生活できているようです。

ご本人はアクティブな女の子なので、よく見える事でより一層何にでも頑張ってくれることを期待しています！