見えづらい方のためのユニバーサルデザイン〈横浜市 梅の木眼科クリニック〉

query_builder 2024/02/02
一般眼科

暖かいと思ったら寒くなったりと落ち着かない気候ですね。梅の木眼科クリニックは開院してまる5年が経とうとしています。記念して何かできればと考えておりますが、まだはっきりしないので決定したらご連絡したいと思います。


さて、この度は見えづらい方へのユニバーサルデザインです。ユニバーサルデザインは、随分と周知されている様に思いますが、誰でも困らず使えるデザインを考えるというのがテーマです。蓋を開ける力が少なくてよくしたり、

持ちやすい形にしたりというのが良い例かと思います。

その中で視力の弱い方へのユニバーサルデザインで秀でたものをご紹介したいと思います。


有名なものはシャンプーとリンスです。

メガネを外して入らないといけないお風呂場では同じ種類のシャンプーとリンスはデザインやボトルの形も同じでわかりづらいことが多くあります。これをなんとかしようと2000年ごろに花王が先頭に立ってシャンプーには側面や、ノズルの上に突起をつけることを業界のルールとして決めたそうです。


当初はこの二種類でしたが、2018年よりボディーソープにもマークがつく様になったそうです。


この様な規格が統一されていると、見えない状態でも間違えずに使いやすくなってとても重宝するものかと思います。


ここまでは、実際使う時の話ですが、実際視力障害のある方のことを考えるとまだできることがあるのではないだろうかと思っていました。


それは、”詰め替えの容器がわかりづらい”ということです。環境に優しく、価格も抑えられている詰め替え用は、シャンプーもリンスもボディーソープも同じ様な形をしていてとてもわかりづらいのです。

わかるように蓋の色を変えたり、容器の一部に切れ込みや形の変更が各社同一規格で出てくれたらきっと良いだろうにと思っています。


※花王さんはそのことにも早めに取り組まれており、楽々ecoパックの容器はそれぞれわかりやすく工夫されています。




このようなものが、元の容器と同じように統一して販売されることを切に願っております。


また、お家や温泉で容器を別の物にして使用される方もいらっしゃるかと思います。この時も同様のマークをつけておいていただくと、お客様にもわかりやすくなって良いかと思います。100均などで側面に区別するテープが発売してくれると嬉しいなぁと心の中で思った今日この頃です。


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梅の木眼科クリニック

住所:神奈川県横浜市保土ケ谷区西谷1-25-21 ポンデロッサ西谷1F・2F

電話番号:045-371-2666

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