横浜市の眼科クリニックが緑内障の視野検査をアップグレードしていく理由

query_builder 2022/02/14
緑内障
AP

厚生労働省研究班の調査によると、日本人の失明原因の第1位は、緑内障となっています。視神経が傷つき、初期は気づかない程度の視野欠損から始まりますが、徐々に執行すると失明へと至る可能性のある疾患です。

初期の視野障害はほとんど自覚できず、自覚して外来を受診された時には、かなり進行している場合が多々見受けられます。緑内障の怖いところは一度欠けてしまった視野は元には戻らないという点です。そのため、早期発見がとても重要なのです。


 ではどのようにしたら緑内障をより早く発見できるのでしょうか。
 緑内障が発見する場として最も多いのは、会社の健康診断や人間ドックです。健診にて視神経乳頭陥凹拡大や、高眼圧症を指摘された場合は、ご自覚がなくても視野検査OCT(眼底三次元画像解析)の検査をお勧めします。


また、緑内障は年齢が進むとともに進行してくることがあります。一回目は正常でも半年後、一年後もしくは数年後に視野障害が進行してきて緑内障と診断できる場合もあります。ですので定期的な検査がとても大切なのです。



視野検査には動的視野計と静的視野計の二種類があります。
二つの違いについてはまた別の機会にご説明させていただきたいのですが、初期の緑内障精査の場合には静的視野の方が微細な異常や視野障害の進行が検出しやすいです。検査された方がある方の多くは暗室で機械から光が見えるたびにボタンを押す検査というと、”ああ、あれか”と思い出される方も少なくないかもしれません。


さてそのような視野検査計ですが、実際やられた方はご存知かもしれませんが、結構集中力が必要になります。ですので、5分、10分と一生懸命光を見ていると疲れてしまうことが多いのです。緑内障の患者様は半年から一年おきに継続して検査をされているので、かなり苦痛に思われる方も少なくありません。


そこで当院では昨年の12月より新しい検査プログラムを追加しました!!

そのプログラムは、緑内障に対して高精度な視野の予測をすることで、検査時間の短縮ができる機能が搭載されています。それにより、早い方だと今までの半分の時間で検査が終了することも可能となりました。


新しいプログラムで検査された方から、“いつもより時間が早くなった。” “疲れる前に終わるから楽になった”等のお声をいただいており、アップグレードして良かったと体感している次第です。
もちろん、視野検査計のメーカーにより検査時間は様々なので、必ずしも早くなるとは限りませんが、少しでも検査を楽に終わるようにして、緑内障の治療、検査を途切れずできるようにしていく様に努めていきたいと思います。


横浜市内、市外問わず視野検査でご苦労された方や、ご興味がある方はご遠慮なく当院までお問い合わせ下さい。


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梅の木眼科クリニック

住所:神奈川県横浜市保土ケ谷区西谷1-25-21 ポンデロッサ西谷1F・2F

電話番号:045-371-2666

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