よくある質問
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私自身も,小学生の頃,視力が落ちたため眼科に通院していました。通っていた眼科がいつも混んでいたので,自分が眼科の医師になれば,今,周りで待っている方たちの待ち時間を減らすことができるのではないかと考え,眼科の医師を志したのです。
視覚は,感覚の中でも大きな割合を担っており,人は多くの情報を視覚から得ているとも言われます。視力を改善することがかなわず,悲しんでいらっしゃる患者さまを診ていると,眼科の医師として心苦しさを感じます。視力の改善が難しい場合には,視力の代わりに何か補助できることがあれば,できる限りご提案していけたらと考えています。 視力は数値で計ることができるものですが,「見る」というのは感覚なので,1.0という度数が出ていたとしても,「見えやすい」と感じる方もいらっしゃれば,「見えづらい」と感じる方もいらっしゃいます。数値では評価しきれない,患者さまが生活の中で感じていらっしゃるご不便さをしっかりと評価して,医師としてそのご不便さを軽減し,患者さまの喜びにつなげていけたら幸いです。付き添いの方に手を引かれながらご来院されていた患者さまが,白内障の手術を受けられて,眼帯をはずした後に一人で帰られるお姿を拝見すると,医師として嬉しさや,やりがいを感じます。
やはり「見えづらい」というお悩みを訴えてご来院される患者さまは多くいらっしゃいます。そのほか,麦粒腫(ものもらい),結膜炎,ドライアイ(マイボーム腺機能不全),緑内障,加齢黄斑変性,網膜裂孔,糖尿病網膜症など,さまざまな疾患の方がご来院されます。最近,ドライアイ(マイボーム腺機能不全)の患者さまがご来院されることが増えていると感じます。ドライアイ(マイボーム腺機能不全)の患者さまには,セルフケアの方法をアドバイスしています。緑内障は,視神経が一度障害されると改善が難しい疾患です。進行した段階でご来院される方も多いのですが,早期の段階で発見できれば,病気の進行を止めることを目標に治療を進めていくことも可能です。加齢黄斑変性は,進行すると物がゆがんで見えたり,視野の中心が欠けたりする症状が現れる疾患です。緑内障も加齢黄斑変性も,早期の段階で発見することができれば,治療によって視機能を残すことも期待できます。加齢黄斑変性の治療には,抗VEGF抗体硝子体注射をおこなっています。急に症状が現れた方のため,ご来院されたその日のうちに対応できるようにしています。当クリニックでは,早期発見・早期治療を目指していますので,定期的に受診いただくか,何か違和感があればお早めにご相談ください。網膜裂孔や糖尿病網膜症に対するレーザー光凝固術,急性緑内障発作のレーザー虹彩切開術,後発白内障のレーザー治療なども対応可能です。患者さまのお悩みに対して,できるだけ良い選択肢をご提案していくためにも,幅広く対応できるように設備を整えています。今後は,緑内障のレーザー治療に対応できるレーザー機器も導入していければと考えています。
患者さまのニーズに応えるためには,まず患者さまのお話をしっかりと伺うように心がけています。直接,目に関わるお悩みだけではなく,生活のことやご家族のことまで,雑談も含めて患者さまがお話ししやすいような雰囲気づくりに努めています。どのようなことも,お気軽にご相談いただければ幸いです。
ご年配の患者さまの中には,耳が聞こえづらい方,足の不自由な方もいらっしゃいますので,患者さまが動いていらっしゃるところを注意深く拝見するように心がけています。動きづらそうに見えた場合には,荷物を持って差し上げたり,手を引いて差し上げたりしながら,患者さまが転ばずに座れるようサポートしています。スタッフも皆,その点は配慮していると思います。
白内障の患者さまは,症状のひとつとしてまぶしさを感じる方もいらっしゃいますので,院内は,優しい色合いでまぶしすぎないようにデザインしました。冷たい感じにはしたくなかったので,木目調を取り入れ柔らかくナチュラルな雰囲気にいたしました。
眼科についての勉強もしてもらいたいとは思っていますが,まずは「患者さまのことをよく見て,患者さまに対して配慮するように」というところを大事にしてもらいたいと考え,スタッフ教育をおこなっています。その上で,眼科で働くにあたり,目についても興味を持ってもらいたいと考えています。受付スタッフにも,眼科の検査について理解してもらうようにと指導をおこなっています。
相鉄沿線で開業された先輩から,この沿線での開業をすすめられたのがきっかけで,実際に相鉄沿線の駅周辺をいろいろと歩いて回ってみました。
それで初めて気づいたのですが,横浜市保土ケ谷区西谷町は,相鉄沿線の中でもあまり交通の便の良くない場所で,どこの医療機関に行くにしても,バスを利用して少し遠いところまで行かなければならないという不便さのある場所でした。こういった場所で開業したら,地域の皆さまに喜んでいだけるのではないかと考え、この町で開業することに決めたのです。通院の際に不便を感じていらっしゃる皆さまのお役に立ちたいという思いが,医師を志したきっかけとしてあったので,この地域の皆さまのお役に立てればと考え,この町での開業につながりました。
座右の銘は,「温柔敦厚」です。「温柔」とは,穏やかで柔らかいという意味で,「敦厚」とは誠実で情に厚い,という意味です。物腰が柔らかく,温かいということを表す言葉なのですが,このような雰囲気のクリニックを目指していきたいと考えています。患者さまに対して,物腰の柔らかい,穏やかで,情に厚いクリニックでありたいと思います。
現在も,白内障や硝子体手術などさまざまな日帰り手術に力を入れていますが,今後は今まで以上にさまざまな手術を,多くの方に提供していければと思っています。 眼瞼下垂をはじめとするまぶたの手術に対応している医療機関が近くにないため,まぶたの手術をご希望してご来院される方も多くいらっしゃいます。まぶたの手術は,出血が多くなりがちです。手術後の腫れを少なくするためにも,出血を軽減できるようなレーザー機器も,いずれ導入していくことができたらと思っています。
感染予防対策として,受付にパーテーションを設置しているほか,UV式空間除菌装置設置やご来院された患者さまに検温と消毒をお願いしております。発熱した患者さまがご来院された場合には,一般の患者さまとの接触を避けるため別室へとご案内し,隔離した場所で診るようにしています。
検査機器は,台に顎を乗せていただくものが多いので,患者さまが使用するごとに消毒をおこなうようにしています。