近視治療は何歳までするべきか〈横浜市 梅の木眼科クリニック〉

query_builder 2023/04/14
近視小児眼科
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先日近視の治療はいつ頃から始めたら良いのか?というお話をしました。結論だけ言うと近視が出始めたら早めの治療が良いと言うことではあるのですが、詳しくは”近視の治療は何歳から始めるのが良いのか”をお読み下さい。


治療に限らず、初めがあれば終わりもありたいものです。近視抑制治療は現在自費のものしか存在しないため、ご負担がいつまでも続くのでは経済的にも通院もくたびれてしましますよね。そこで今回はいつまで近視治療を続けるのが良いかと言うお話をしたいと思います。

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上のグラフは近視進行予測のグラフになります。6歳の時に軽度の近視が出てきた場合に17歳の時にどのくらい近視が進行するかを表しています。

近視の強さ(ジオプター:D)で示されているので分かりづらいのですが、視力で言うと6歳の時に裸眼で1.0程度見えていた人でも、17歳には平均0.1程度の視力になってしまうことが多いと言うグラフになります。


このグラフを見て気づくところは8歳から12歳くらいの近視の進行が最も早く、15歳ごろから近視の進行が落ち着いていくようです。そのため高校生くらいまでの治療の継続が望ましいと考えられています。

しかし、ある研究では近視の安定化の平均は16歳ですが、個人差も大きく、1割程度の方は20歳すぎまで進行するそうです。


ですので、近視治療を終了した後も近視が進んで行かないか定期的な検査をした方が良いと思います。

また、年齢によって近視抑制治療法の違いが出てきたり、実生活で不自由がないような矯正を必要としますので都度ご相談して参りたいと思います。




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梅の木眼科クリニック

住所:神奈川県横浜市保土ケ谷区西谷1-25-21 ポンデロッサ西谷1F・2F

電話番号:045-371-2666

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