周辺に光が見える時ってありませんか?〈横浜市 梅の木眼科クリニック〉

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一般眼科

 よく視界の周辺に光がチカチカ光って見えることや、稲光りのようなものが見えることってありませんか?今日はこれについてご説明したいと思います。


 目の見える仕組みは、目の中に入った映像を網膜に投影し、それを電気信号に変換して脳に伝えることで見ています。つまり、網膜は神経でできているのです。

 目玉の中は空洞ではなく、硝子体というゲル状の物質が入っています。ゲルなので、目の中でゆっくり対流しています。これが網膜に何らかの刺激を与えてしまうと、電気信号が発生し、それが光のように見えるようです。頭をぶつけた時に光がチカチカ飛ぶんだり、痺れた感じがしたりするのと似たような仕組みと考えていただくと想像しやすいかもしれません。


 では、なぜ周辺に起こることが多いのでしょう?これは、網膜と硝子体を包む膜(硝子体皮質)が、周辺部で強く癒着していることが原因です。硝子体が引っ張った時に接着が強ければその分、網膜への刺激が強くなるからです。


 光が見えること自体は飛蚊症と同様、生理的な現象の一種なのですが、網膜への余計な刺激が起きた際に、網膜に裂孔を作ってしまったり、網膜との癒着が強い部分が引っ張られて網膜剥離を起こしやすくなっていたりすることがあります。特に稲光りが走った後に黒いものがたくさん飛び始めるようなことが起きた時には、早めにご相談にいらしていただくことをお勧めします。


当院では、裂孔が起きた際にはその日のうちにレーザーによる処置ができる体制を整えております。横浜市内にお住まいの方に限らず、急な見え方の変化でお困りの際はいつでもご相談にいらしてください。

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梅の木眼科クリニック

住所:神奈川県横浜市保土ケ谷区西谷1-25-21 ポンデロッサ西谷1F・2F

電話番号:045-371-2666

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