白内障の手術後に変な光が見えるのは〈横浜市 梅の木眼科クリニック〉

query_builder 2023/04/01
白内障
adpIMG_1276

白内障手術後に視界の端に光が走って見える、光が滲んで見えるということを感じられる方がいらっしゃいます。手術は問題なく終わっているのですが、ある程度の頻度で自覚される方がいるのですが、このことについてお話ししたいと思います。 術後の光が走るこの現象ですが、異常光視症(Dysphotopsia)といいます。光が見える場合と影のように見える場合があります。 夜間や屋内で光がある時に放射状に広がる異常な光現像として見えます。この原因は光の一部が眼内レンズの周辺のエッジに反射して、通常の網膜への結像とは違う場所に異常光として結像してしまうことによって見えると考えられています。 眼内レンズの正常によって見えやすいものがあると言われており、スクエアエッジ(眼内レンズの周辺が立っているもの)の眼内レンズに多いとされています。 最近の眼内レンズは後発白内障(白内障手術の後にレンズを収納している嚢が濁ってくること)の発生予防のためにレンズエッジが立っているものが多く、こうした訴えが多くなっている感じは否めません。

白内障手術の際に、水晶体嚢を切開して挿入するので、前嚢が収縮していくにつれて自覚することは少なくなっていくことが多いです。ですので、術直後に見えて心配になる方も多いと思いますが、術後の経過で光の自覚が軽減していくことが多いので、少し様子を見てみていただくと良いかと思います。

----------------------------------------------------------------------

梅の木眼科クリニック

住所:神奈川県横浜市保土ケ谷区西谷1-25-21 ポンデロッサ西谷1F・2F

電話番号:045-371-2666

----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG