処方された点眼はどのくらい点眼できるのか〈横浜市 梅の木眼科クリニック〉

query_builder 2023/10/22
一般眼科
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コロナワクチン接種も始まり、まだなかなか予約が取りづらい状態が続いていると思います。当院でも予約枠がすぐに埋まってしまう状態が続いており、ご迷惑をおかけしております。徐々に予約は取れる様になると思いますので、日頃の感染予防を心がけつつ予約サイトをご確認いただければあ幸いです。


さて、今回のテーマは”処方された点眼は1本でどのくらいさせるのか”です。

通常処方される点眼は1本の中に5ml入っています。(1日1回のみ点眼するものは2.5mlと決まっています。)どの点眼瓶でも、通常の押した量で1滴に出る量は決まっていて、40-50μℓ(0.04-0.05ml)出るとされています。ですので1本で約100滴出ると思っていただければと思います。つまり、1日4回両目に使うと約2週間で一本がなくなる目安になります。


あくまで理論値ですので、点眼瓶を押す力が強ければ多く出てしまったり、1回で入らない場合などもあるので、そこまでもたないことがあってもおかしくはありません。しかし、3、4日で一本がなくなるとなるとそれは使い方に問題があるかもしれないと思っていただくと良いと思います。


保険請求の際の勉強会で教えていただいたところでは、月に処方して良い目安は1日に点眼する回数と同数が目安と言われたことがあります。すなわち、4回点眼する場合は4本、2回の場合は2本が目安と言われています。


日頃から点眼し慣れている方であれば、月に一本でも困らない方もいらっしゃいますが、この様な目安で点眼できていれば、使いすぎとまではいかないと思っていただければと思います。


逆に余ってしまう方もいらっしゃると思いますが、点眼は、使い始めてから1ヶ月程度で捨てる様にと言われています。点眼瓶の先から細菌などが混入してしまうことがあるためです。使い始めが分かるように、点眼を開封したら開封した日を記入しておくことをお勧めします。


点眼も、緑内障の点眼のように、欠かさず点眼した方が良いものから、腫れが引くまで数日しか使わない点眼、症状が強い時だけ使っていただく点眼もあります。開封した日は誰でも覚えているものではないので、古くなったもの、一度使って保管しているものについては整理していただくことをお勧めします。


なお、開封していないものについてはラベルに記載してある日付まで使用期限がありますので保管していても問題ないことを付け加えておきます。







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梅の木眼科クリニック

住所:神奈川県横浜市保土ケ谷区西谷1-25-21 ポンデロッサ西谷1F・2F

電話番号:045-371-2666

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