STOP!弱視見逃し〜３歳から４歳児の健診における弱視発見の重要性〈横浜市　梅の木眼科クリニック〉 | 横浜市から眼科医による目の健康のためのお役立ち情報をブログで発信

人は生まれてすぐの赤ちゃんの時は物影が少し見えたり、赤いものなどを目で追う程度しか見えません。視力は成長と共に育っていき、３歳程度で1.0まで見えるようになると言われています。

乳幼児期(生後～6歳ぐらい)は、目の発達にとても重要な時期で、この時期に強い遠視や乱視などによってぼやけた見えかたが続いていると、視力が育たずメガネをかけても視力が出ない弱視という状態になってしまうことがあります。

お子様は多少ぼやけて見えていても、普段見えている風景が当たり前なので、生活している時に見づらさを訴えることはほぼないです。また、側から見ていても、よほど視力が悪くなければ普段の生活の中で見づらそうにしていることに気づくこともなかなか難しいのです。

そのため、3歳児健診での視力検査は目の発達を知るためにとても大切な健診です。正しい結果を得るため、そしてその後のお子様の視力の成長を促すために、日本眼科医会が”STOP！弱視見逃し”と銘打って、啓発活動を行なっています。家での視力検査の際の注意点などを動画にまとめていますので、こちら（外部サイト）よりご覧になって見ると役に立つのではないでしょうか。

お子様の視力検査は、成長の具合や本人の理解度によって、上手にできたりできなかったりと差が出ます。また、検査にも馴れが必要であったり、うまく測定できないことは多々あります。

そのような際にはそのまま放置せず、一度眼科受診をしてみることをお勧めします。

横浜市にあります梅の木眼科クリニックでは、眼科検査に長けた視能訓練士が常時在籍しております。気になることがございましたらお気軽に検査にいらしてください（お子様の検査は時間がかかることが多いです。また、検査の際に集中しやすいように、落ち着いた環境での検査をお勧めしています。来院前に電話やお問合せフォームよりご連絡いただければ、予約の方をお取りします。検査ご希望の方はお気軽にお問合せください。）