眼科でできるSDGsを考える②〜コンタクトレンズの回収〜〈横浜市　梅の木眼科クリニック〉 | 横浜市から眼科医による目の健康のためのお役立ち情報をブログで発信

前回のブログでは眼科がSDGsというものに関わっているにはどのようにしたら良いのかということを考えていたのですが、今回は眼科分野における資源の再利用についてご紹介しようと思います。

まず、眼科診療の中で身近なのは、昨年ごろより案内が増えたコンタクトレンズのケースを回収しましょうという取り組みです。

知っている限りでは、SEEDさん、アイシティさんが活動されております。

SEEDさんはブルーシードプロジェクト（外部サイト）と銘打って、コンタクトレンズの空き容器（ブリスターパック）を回収しています。これを再利用して、ペレットを作ることによって資源の再利用を促進しているそうです。

これと類似してアイシティさんが行なっているのがアイシティecoプロジェクトです。

アイシティecoプロジェクト（外部サイト）は、コンタクトレンズの店舗としては知らない人は数少ないと思われる販売業者であるアイシティが手掛けるブリスターパック回収プロジェクトです。今までに累計５１０トンものケースをリサイクルしているというのですからすごいですよね。コンタクトレンズは高度医療機器になっているため、それを入れる容器にも規制が厳しくかかっているため、質の高いプラスチック容器を使用しなければなりません。ですので、効率よく再利用ができるもののようです。

多くの協力を得られているようですが、販売されているコンタクトレンズの量からするとごくわずかなようです。コンタクトレンズを使用している方であれば誰でも参加できる取り組みですし、コンタクトレンズを購入しに行く際に持って行くようにすれば良いので、ぜひみなさまご参加ください。

当院でも回収ができるように今後各メーカーに問い合わせてみたいと思います。