横浜在住6歳女子、オルソケラトロジーを始めました!②〜導入のきっかけを伺いました〜〈横浜市 梅の木眼科クリニック〉

query_builder 2022/07/16
近視小児眼科
健診結果

  オルソケラトロジーを始めることにした小学校一年生の女の子が始めるきっかけにしたのはなんだったのでしょうか。お母様に伺いました。以下お母様談です。


 小学校の入学前検診の時に、”1.0見えていないので眼科で見てもらってください”と言われていました。しかし、ちゃんと壁にかけている時計も読めているし、本人も特に不便そうではなかったので、大して悪くないだろうと高をくくっていました。

 仕事と、卒園、入学準備の忙しさで眼科に行きそびれているうちに、行かなきゃ行かなきゃとは思いつつも、すっかり時間が過ぎてしまっていました。


 入学後、初めての授業参観に行った時、娘は一番後ろの席に座っていました。 先生が黒板に大きめに書いた文字を、「見えない!見えない!」と言いながら、席を立って真ん中の席ぐらいまで出て行って板書を写しているのを目の当たりにして、「おや?これはかなり目が悪いのか?」と嫌な予感がよぎりました。


 同時期に健康診断の結果を受け取り、どれどれ視力はどのくらいかな?確認したところ・・・右0.2、左0.1??


 これは見えていないはずだ。受診しに行かねば。と諦めて眼科でちゃんと調べてもらうことにしました。 眼科での検査でもなんと右目0.2、左目0.3。立派な近視でした・・・。そんなに見えていなかったの?とショックを隠しきれませんでした。 同時に、娘に不自由をかけさせてしまっていたことを痛感し、眼科に行くのを先延ばしにしてしまった自分を悔やみました。


IMG_6176

 ”小学一年生からメガネ・・・。どこまで近視が進んで行くのだろう?”親としてはメガネの装用にはやはり抵抗があります。

 その上、メガネは嫌だ!”という娘。メガネを作ったとしても、学校でちゃんと使ってくれるだろうか?” ”体育の授業でメガネが邪魔になり、思いっきり動けないのではないか?””メガネをすぐ壊すのではないか?”色々な不安がめぐりました。


 そんな時、幼稚園の時のお友達の男の子が夜寝るときにつけるコンタクトを使って、日中は裸眼で過ごしているという話を耳にしました。それがオルソケラトロジーでした。


 もともとつぶらな瞳の娘なので、コンタクトをちゃんと入れられるのかという不安はありました。しかし、通常のコンタクトをさせて日中に何かあっても本人だけでは対処できないし、眼鏡は絶対嫌と本人は言ってるし・・・。日中は眼鏡もコンタクトもしないで見えるならそれが一番本人に不自由がないのではないかと思い、藁にもすがる思いで試してみることにしました。    



 以上がお母様より伺ったオルソケラトロジーを試そうと思ったきっかけでした。

 お母様も近視が強くなり、不自由した経験があった様です。お子様にメガネをかけさせる事への抵抗感は、外来をしていてもよく耳にするので、親御様からしたら同じように感じられている方も少なくないのではないでしょうか?もちろんメガネをすることは悪いことではなく、本人が見やすい様にしてあげることが一番だということは間違いありません。その選択肢の一つとしてオルソケラトロジーも一躍を担える治療法と思います。貴重な実体験のお話、今後も皆様にもご案内していきたいと思います。


  次回はオルソケラトロジーの適応検査と装用練習について書きたいと思います。小1女子の反応はどうだったでしょうか?乞うご期待です。

----------------------------------------------------------------------

梅の木眼科クリニック

住所:神奈川県横浜市保土ケ谷区西谷1-25-21 ポンデロッサ西谷1F・2F

電話番号:045-371-2666

----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG